アメリカ産キャットフード
アメリカ産と聞くと人間用の食品はカロリーが高い不健康なものというイメージがあります。
実際アメリカの肥満率は日本の10倍であると言われています。
また、2007年にペットフードに有害物質が含まれ多くの犬や猫が亡くなるという問題がありました。
それゆえアメリカ産のものにあまり好意的でない人は多いようです。
では、アメリカのキャットフードは今でも危険なものでしょうか。
そのようなことはありません。
現在アメリカではAAFCO(米国検査官協会)によりペットフードに関する法律や規則が厳しく定められ、原材料や製造方法、原材料や栄養素の表示、安全性など細かく管理されています。
基準を全て守っている製品しか販売することができないので、アメリカのキャットフードの安全性は高いと言えます。
アメリカ産のキャットフードの特徴
国産のキャットフードは嗜好性が高く食いつきが良いですが、腹持ちを良くするため、またコスト削減のため穀物が多く使用されています。
また、無添加のものより人工添加物を使用したキャットフードの方が多いです。
もちろん猫の健康に危険が及ぶわけではないですが、穀物は猫が消化しにくい食べ物なので場合によっては便秘を引き起こします。
添加物は使用基準が定められていますがアレルゲンとなることがあります。
一方、アメリカは2007年の事件以降ペットフードに関する意識は大幅に変わり、ペットフードに高い基準が設けられるようになりました。
アメリカはヨーロッパ同様ペット先進国と言われ、ペットの健康を考慮し安全性の高いペットフードを提供しています。
アメリカ産は安全性を重視している分国産と比べ味のバリエーションは少ないですが、猫の体に優しいキャットフードとなっています。
アメリカ産のキャットフードのメリット
・品質が良く人間も食べられるヒューマングレードの食材を使用
・人工添加物が一切含まれない無添加
・保存料や防腐剤は植物から抽出した天然の添加物
・消化しにくい穀物を含まないグレインフリー
・AAFCOはキャットフードの研究や分析に力を入れており、栄養バランスが猫の体調、年齢に合わせて整えられている
アメリカ産のキャットフードは日本でも購入できるものがたくさんあります。
国産のキャットフードと比べ価格が高く、無添加のものは賞味期限が短いので注意が必要な面もありますが、健康志向で体に優しいキャットフードですから、飼い猫の健康を考えるならおすすめです。
飼い猫の好みや体調に合うキャットフード探してみてください。
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