食いつきの良いキャットフードはどの味か
猫は犬と比べるとグルメな動物です。
匂いや味にうるさく気に入らないと食べませんし、今まで気に入っていると思っていたキャットフードに突然飽きてしまうこともあります。
食べてくれたと思っても残してしまうことも度々あります。
飼い主さんは猫の好みに合うキャットフードを探すのに苦労しますね。
猫が食べ飽きないように、何種類かキャットフードを買って、ローテーションで与えるようにしたり、キャットフードにおやつをトッピングして風味を変えて飽きさせないよう工夫する方もいるでしょう。
キャットフードをつくるメーカーも、猫がグルメな動物であることは重々承知です。
ですから、キャットフードはドックフードよりも様々な種類があります。
猫によって、ドライフードがウェットフードか好みが分かれますが、さらに風味も好みが様々です。
そこで今回は、キャットフードにはどんな味のものがあるか、猫の好む味はどんなものかご紹介します。
キャットフードの味
猫は基本肉食なので、チキンやビーフ、ポーク風味のものが多いですが、国産のものだと、マグロやカツオ、サーモン風味のものも多いです。
また、中には貝やカニ、エビ風味のものもあります。
キャットフードのメーカーの多くは様々な味にこだわると同時に、食感にも力を入れています。
ウェットフードは特に、人間が食べてもおいしく感じるようなクオリティのものもあります。
高級感あふれるキャットフードにはカニやエビを使用したり、フルーツを加えたりしているものがあります。
好みはそれぞれ違いますが、基本的に猫が好む味はカツオやマグロが多いようです。
これらの魚はたんぱく質や脂肪はもちろんEPAやDHA、タウリン、ビタミンが豊富なので猫の健康維持にも役立つものです。
また、チキンなど肉の風味も好みます。
肉は魚より豊富にたんぱく質を含んでいるのでおすすめです。
肉メインのフードと魚メインのフードを交互に与えたり、肉と魚の両方を使用したキャットフードを選ぶなど飼い猫が毎日しっかり食べてくれる工夫をしましょう。
猫はキャットフードの好みを嗅覚で判断することが主ですが、味も重要な判断材料です。
好みでないと食べてくれないので、栄養不足になってしまう可能性があります。
安いからと適当に選ぶのではなく、栄養が十分に摂取できて、猫の食いつきが良いものを選ぶことが大切です。
重視するべきは価格よりも栄養バランスや品質、猫の好みであるということを覚えておくとよいでしょう。
関連するコラムを読む