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キャットフードに含まれている糖質の量

猫に糖質は必要でしょうか。
あまりピンと来ないかもしれません。
糖質は炭水化物に含まれている栄養素です。
肉食である猫は人間ほど炭水化物を必要としませんが、少量の摂取ならば、体に良い影響を与えます。
例えば炭水化物に含まれる食物繊維は便秘の改善や水を吸収し膨らむことで満腹感を与える作用があります。
糖質にも良い働きがあります。
糖質は体内に取り込まれるとエネルギー源として変換されます。
とはいえ猫は炭水化物の消化吸収が得意ではありません。
糖質の過剰摂取は身体に大きな負担がかかってしまいます。

キャットフードに糖質が含まれている理由

元々狩りをして食物を得ていた猫の主食はネズミや鳥でした。
これらの動物の主食は穀物です。
ですから猫は獲物をまるごと食べることでその獲物が体内に取り込んだ穀物の栄養素も摂取して、肉だけでは偏りがちな栄養素を補っているのです。
つまり、わずかながら猫にとっても炭水化物は必要な栄養素なのです。

キャットフードの原材料に猫が捕まえるようなネズミや鳥が使用されることはありません。
原材料の家畜が草食でもキャットフードに加工されてしまえばその家畜が取り込んだ穀物から栄養素を摂取することは出来ません。
猫にとって理想的な栄養バランスの整ったキャットフードにするには元々猫が獲物から得ていた分の糖質を配合する必要があります。
ですからキャットフードに糖質が含まれているのです。

キャットフードにどれくらいの糖質が含まれているのか

キャットフードには必ず成分表が記載されているものですが、炭水化物までは記載されていないキャットフードがほとんどです。
これはAAFCO(アメリカ飼料検査官協会)が炭水化物の基準を定めていないためだと考えられています。
そのためキャットフードの炭水化物(糖質)の含有量を知るには、キャットフードのメーカーのホームページで炭水化物の含有量を調べてみましょう。
ホームページに記載がないこともあります。
その場合は以下の計算方法で炭水化物(糖質)の含有量を知ることができます。

100%-水分(%)-タンパク質(%)-脂質(%)-灰分(%)=炭水化物(%)

食物繊維の含有量の記載があれば大まかな糖質の含有量を知ることができます。

炭水化物(%)-食物繊維(%)=糖質(%)

猫にとって必要な糖質の割合ははっきりしていません。
ですから飼い猫が適切な糖質の摂取をしているか判断がむずかしいものです。
ですから、もし普段与えているキャットフードが合わないと感じたら、先ほど紹介した計算方法で大まかな炭水化物の含有量を調べ、今までより炭水化物の少ないキャットフードに変えてみるとよいでしょう。

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